2020年09月01日

株価と金(GOLD)価格が連れ高

コロナ前までは、基本的に株価と金(GOLD)の価格は相反する動きをするものだった。

株価が上がれば、金の価格は下がる。
株価が下がれば、金の価格は上がる。

金には、リスク回避のための、資金の避難先という側面があるからだ。


ところが、コロナで状況は一変。

コロナ前でも1500ドル前後の高値で推移していたが、コロナ後の8月には2100ドルに迫るところまで急伸。

実に40%近い上がり方だ。


これはコロナだけが原因ではないが、先行きに対する悲観的な見方が強いということだろう。

通常は、この状況であれば株価は下がるのが普通だが、米国のナスダックは史上最高値を更新し続けているし、米国のダウも史上最高値に迫るところまで上がっている。

こんな相場はこれまで見たことがない。


やはりこれは、米国を始めとする世界各国の金融緩和が影響していると考えられる。

比較的安全な投資先である国債や債券を中央銀行が買い上げているため、市場にお金が余り過ぎているのだ。


そのため、利益を出さなければならない機関投資家は、

リスク資産の株式とリスク回避資産の金を同時に買い上げている、ということだろう。


これまでの常識が全く通用しない相場になっているため、もはや何が起きてもおかしくないという心がまえが必要だと思われる。
posted by だていし at 22:30| Comment(0) | 金(GOLD) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月31日

米国ナスダック100の暴騰が止まらない

米国のハイテク株中心で構成される、ナスダック100の上げが異常である。

コロナ前に9,750ドル付近の史上最高値を付けた後、コロナの流行によって6,600ドル付近まで暴落した。


ところが、その後4月〜8月にかけて、月足で5連騰。

コロナ前の史上最高値をあっさり更新したかと思えば、8月31日現在で12,200ドル付近まで暴騰している。


確かに、ナスダック100の銘柄には、アップル、Amazon、フェイスブックなど、コロナによってむしろ恩恵を受けた会社が多く含まれている。

さらに、強力な金融緩和で世界的に金余りが起きており、投機資金も流入している。

しかしそうだとしても、これは明らかにバブルである。


これがいつ弾けるかは予測は難しいが、11月3日の大統領選挙が一つの目安になるだろう。

トランプが大統領選挙を有利に進めるため、選挙日までは何とか株価を維持しようとするからだ。


もちろん、欧米のファンドもそれを想定していると思われるため、少し早めに売りを仕掛けるのが得策だろう。
posted by だていし at 23:30| Comment(0) | 日経平均株価 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月30日

今後のドル円の見通し

まず、日本の状況を整理してみよう。

日銀が異次元の金融緩和を継続しているうえ、国と地方の財政赤字はGDPの3年分に迫ろうとしている。

おまけに、超少子高齢化が進み、今後は10年に1000万人のペースで人口が減る。

これを見れば、円が米ドルに比べてどんどん弱くなる(円安になる)のは必然であると言える。


しかしながら、アメリカも過去に例がないほどの強力な金融緩和を実施しているうえ、コロナ対策で大胆な財政出動も行っている。

つまり、米ドルの価値もどんどん落ちている。


これが米ドルに対して円安が進まない大きな原因の一つである。


ただ、経済力で言えば、アメリカは日本のはるか上なのは間違いない。

対して日本は、目先の株価さえ上げれば良いという政策をとってきたため、その未来には何の希望もないと言えるだろう。


よって、長期的な目線で見れば、円安方向に傾くと考えるのがごく自然である。
posted by だていし at 21:02| Comment(0) | ドル円 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月16日

原油は極端な値動きが進行中

原油先物(WTI)は一方的な上昇が続いている。


正直、ここまでやるとは思っていなかった。

まるで雨後のタケノコのように、どんどん買いが湧き出てくる。

そんな状況がもう丸3日間続いている。


少し振り返ろう。

10日(水)に発表された原油在庫統計から波乱の相場は始まった。

ガソリンの在庫が予想より大幅に減少していたことから、

発表直後は買いが強まった。


しかし、

これまで二度も跳ね返されてきた43ドル半ばを超えられないと見るや、

今度は、原油の在庫が予想より増加していたことを材料として、

一気に下落。

わずか1時間で1.5ドルという猛烈な下げとなった。

はっきり言って、これは過剰反応だろう。


その後もじわじわと下げ、

翌日の17時には41.09ドルの安値をつけた。


ここからやや値を戻し、

ニューヨーク勢が相場に参入してくる22時頃にそれは起こった。


突然急騰を始めたかと思ったら、

それからわずか3時間ほどで一気に2.5ドル近くも上昇したのだ。


どうやら、

原油の増産凍結に関するニュースが原因らしい

ということは途中でわかったが、これほど上がる材料だとは思っていなかった。


なぜなら、原油の増産凍結というのは、

原油を今以上に増産しない、というだけの話で大した意味がないからだ。


今、原油の生産量は過去最高水準に膨れ上がっている。

それを、これ以上増産しないと決めたところで何の意味があるというのか。


このブログでも再三述べているが、

この増産凍結の合意にはイランが加わらないとほとんど意味がない。

そして、

イランが加わる可能性は限りなく低い。


事実、

これまで何度も産油国で原油の増産凍結の合意を目指そうとしたが、

ことごとく失敗している。

もちろん、

イランがこれに加わることもなかった。


当然である。

完全に自業自得だが、

イランは経済制裁によって原油の生産量をずっと抑えられてきた。

その制裁が解除されて、これから生産量を増やそうという矢先だったのである。

そのタイミングで、

増産をやめよう

などと、過去最高の生産をしているサウジアラビアに言われて、誰が納得するというのか。


この増産凍結のニュースが出るたびに相場は急騰してきたが、

会合が失敗に終わるのは目に見えている。


ただ、少し気をつけたい点がある。

イランは、経済制裁解除以降、

生産を増やし続けている。

つまり、

今増産凍結に合意したとしても、以前ほどのダメージはないということだ。


それでも、イランが加わることはないと見ているが、

もし加わった場合相場への影響は想像を超えるかもしれない。


当面の値動きだが、

46.275ドル付近にやや強い壁がある。

ここを明確に超えてくると、さらに上を目指すことになるだろうが、

ここは簡単には超えられないと見ている。


その理由だが、ここまであまりにも急ピッチで上げてきたのが一つ。

もう一つは、

NY連銀総裁の「9月の利上げはあり得る」という発言が、つい先ほど出たことだ。


利上げに前向きな発言が出ると、ドルが買われる。

ドルの先高感も強まる。

そうなると、

リスク資産の原油から、安全資産のドルに資金を移す動きが出るため、

原油は売られやすくなるのだ。


しかしながら、

今の原油の買いの勢いはすさまじい。


もし今、売りで入るなら、

損切りの買い注文は必ずしておきたい。

46ドル半ばあたりが適当だろう。



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posted by だていし at 22:27| Comment(1) | TrackBack(0) | 原油先物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月09日

おすすめのFX、原油取引業者


今回は私がどこの業者で取引をしているのか、紹介しておきたい。

これまで私は、7つのFX業者で実際に取引を試してきた。


そんな私が今メインで使っているのは、DMM.com証券のFXと原油取引。







メインで使っている理由はいくつかある。


◎FX口座数国内1というだけあって、システムに不具合が起こって取引不能になるということがほとんどない

一部業者では、数時間取引不能になったという話も聞くが、これはシャレにならない。強制的にロスカット(損切り)されて大損するということにもなりかねない。極端なパニック相場になった時は別として、少なくともここ2、3年はDMM.COM証券でこのようなことが起こったことはないと記憶している。



◎スプレッドが業界で最も狭い水準であること(これは頻繁にトレードする場合は本当にお得)

スプレッドというのは、要は1取引あたりの業者の手数料のこと。スプレッドが狭ければ業者の取り分が少なく(私達には得)、広ければ業者の取り分が多い(私達には損)ということだ。このDMM.com証券は主要各通貨のスプレッドが本当に狭い。



◎取引ツールが直感的で使いやすい(1クリックで売り買いができる)

取引は、直感的にさくさくと売り買いできることが非常に重要だ。売り買いにいちいち手間がかかっていたら、タイミングを逃してしまう。わずか数秒の遅れが致命傷になることは、しばしばある。



◎情報が充実している

初心者には特にありがたいだろう。相場の急変があった場合に、「何が起きたのか?」が非常に気になるところなのだが、そういった情報もわりとすぐ出てくる。その情報があれば取引の方針転換も素早くできるが、情報がなければいつまでも誤った方針で取引をしてしまう恐れがある。さらに、専門家の展望が毎日同じような時間に更新されるのも重宝している。



◎FX口座とCFD口座(原油等)の口座間の送金が即時に簡単にできる

例えば、FX口座でドル/円の取引をやっていたところ、CFD口座の原油相場に大きなチャンスが来たという場合、FX口座からCFD口座にお金を移さなければならない(これはほとんどの業者でも同じである)。そういった場合に、チャンスを逃さないためには、いかに素早く口座間の送金ができるかがものすごく重要なのだが、DMM.com証券
はこれが一瞬でできる。他の一部業者では、これがもう一手間必要だったり、全額が送金できなかったりなんてこともある。



◎口座管理料や他の手数料は一切かからない

ただ、これはほとんどの業者でも同じである。これらの手数料がかかる業者は最初は避けた方がいいだろう。



◎原油取引をやりたい人には、特におすすめしたい


FXに限らず、原油取引でもスプレッド(業者の手数料)が狭く、私達には得である。
ただ、私が最も良いと思う点は、情報の充実度だ。この道何十年という超ベテラン専門化による原油相場の展望(松のすっとびストラテジーという題名)が毎日必ず更新される。長期的な展望が中心だが、短期的な注意点も取り上げてくれることが多いので、私も大いに参考にしているし、勉強させてもらっている。
原油相場というのは、専門でやっているサイトやブログが非常に少なく、情報が極めて少ない。もし、他の業者で原油取引をやる場合でも、この情報の充実度だけでDMMの口座開設をする価値はある。ちなみにDMM.com証券のFX口座の開設をするだけでも、この「松のすっとびストラテジー」は見られるが、もう一つ重宝する情報があり、それはCFDの口座開設をしないと見られない。その情報の見方については、後日また取り上げようと思う。



なお、原油取引をやる場合は、CFD口座を開設する必要がある。

FX口座とCFD口座は、同時に開設の申し込みもできる。





のリンクをクリックした後、

いったんページ左上のDMMFXというロゴをクリックしてトップページに戻り、

ページ左上の口座開設をクリックすると、一番上に大きく「FXとCFD同時に口座開設」という表示が現れる。

ここから申し込みをすればOKだ。

posted by だていし at 23:22| Comment(2) | TrackBack(0) | 原油先物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月08日

原油は引き続き買われやすい

本日の原油相場の動きと明日の戦略を見てみよう。


今日は朝9時に42.045ドルの高値を付けたが、

やはり42ドル台前半の壁は厚く、いったん押し戻された。


しかし、

欧州時間の15時に入ると、買いが加速。

42.150ドルで再び押し戻されるが、

16時に入ると買いが集中。


分厚い壁となっていた42.195ドルを明確に超え、本日の大きな流れは決まった。

こうなると、基本的には少し下がったところ(押し目)を買い、でOKだ。


ここまで買いの動きが強くなった理由として、

OPEC議長が9月に増産凍結協議を行う

との意向を示した、ということがあるようだ。


あとは、欧米と日本の株高も原油の買いを後押ししていると思われる。


次のポイントとなるのは、

7月27日に付けた高値である43.175ドル付近だ。

この43ドル前半付近にもやや厚い壁があると思われる。


したがって、この水準ではいったん押し戻される可能性が高い。


だが、週足のチャートを見てみると、

先週に若干長めの下ヒゲ(要は安値と終値の差)を作っているのが気にかかる。

43ドル前半を一気に抜けてしまう可能性も否定できない。


なにしろ、原油取引にはFXのような常識は通用しない。


FXも株価に比べたら極端な値動きをするが、

原油はさらに極端だ。

1日で5%ほどの値動きとなることは決して珍しくない。

FXでは年に数回起こるか起こらないか、という値動きだが、

原油相場では、週に1度はそれが起こると考えた方がいい。



今日の深夜から明日の戦略としては、

43ドル前半で上値が重くなったら売り(損切りの買い注文は絶対に忘れずに)、

42ドル前半まで下がったら買い(41.80割れあたりに損切りの売り注文)、

で望みたい。


本日は、それほど重要な経済指標の発表もなく、

先週の米雇用統計の好結果を受けた株高の流れが続くだろう。


株高になれば原油も買われやすい。

中途半端な売りは仕掛けない方がいいだろう。


明日は、読者の方にどこの取引業者を使っているか聞かれたので、

それについて取り上げたい。


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2016年08月07日

原油先物相場 今週の展望

ここ2ヶ月ほどの原油先物相場(WTI)を日足のチャートで見てみよう。

まず、

6月9日に51.640ドルの高値を付けた後、原油相場は下落トレンド入りした。


その後、50ドル台を挟んで何度かいったりきたりしたが、

6月29日に50ドルをつけ損ねると、一気に値を下げていった。


そして、

8月1日にはついに40ドル台を割り込んだ。

しかし、

すぐに40ドル台に押し戻された。


翌日の2日深夜にも39.245ドル前半まで値を下げたが、

3日の23:30に発表された原油在庫統計でこの安値を更新し損ねると、

一気に値を戻すことになった。


それから、

4日の安値が40.425ドル、5日の安値が41.045と、

少しづつ安値を切り上げている。



大きな流れでは、依然として下落トレンドだと思われるが、

ここ2ヶ月下落トレンドが続いたことで、市場には売られ過ぎ感が高まっている。


今週中はまだ買われやすい状況が続くだろう。


一つ目のポイントは、

8月5日(金)に付けた安値の41.045ドル付近だ。

この安値を更新し損ねた場合、再び上値を試すだろう。


もしこのラインを明確に下回った場合は、

40ドル前半まで下げることも想定しておきたいが、

40ドル割れの水準では、買いの意欲が強い。

40ドル割れは回避する可能性が高いだろう。


もう一つのポイントは、

42ドル前半のラインだ。

ここは7月28日から何度も上抜けできずに跳ね返されている。


7月28日の高値である42.195ドル付近、

もしくは、

8月5日の高値である42.075ドル付近、

このどちらかを明確に超えてくると、買いが加速する可能性が高い。


もしこのラインを抜けられない場合は、注意したい。

再び40ドル前半を目指すだろう。

しかし、

当面は買われやすい状況が続くと思われるため、

40ドル割れは回避すると見ている。


ただし、

8月10日(水)の23:30に発表される原油在庫統計の結果がよほど悪かった場合と、

大幅な米国の株安が起こった場合は、要注意。

もし39.245ドル付近を明確に下回れば、さらに下げが加速する可能性が高い。



少し複雑になってしまったが、要はこういうことだ。

41ドル台前半では買い。(41ドル割れに損切りの売り注文)

42ドル台前半の上抜けに失敗した場合は、売り。(42.30ドル付近に損切りの買い注文)


明日はこの戦略でいいだろう。



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2016年07月10日

もう後戻りできない

今日は参議院選挙。

言うまでもなく、衆議院選挙の次に大事な選挙である。

それにもかかわらず、あいかわらず投票率は低迷しているようだ。


この投票率の低迷が、

今のゆがんだ日本を作り出してしまったことは、間違いない。


「自分の1票では何も変わらない」


多くの人がそう考えた結果が、今の日本なのである。


超少子高齢化。

それに伴う年金、医療、介護の問題。

税収の20倍以上にも達する国の借金。

上がり続ける税金。

秘密保護法やマイナンバーなどの悪法。



全て、投票率の低迷が原因である。



投票率が低いために、

この国の国民は、何をやっても文句を言わないと政治家に舐められているのである。



特に重要なのは、年代ごとの投票率だ。

日本は、

年代が上ほど投票率が高く、年代が若くなるほど投票率が低い。


たとえば、

20代と60代では、投票率に2倍もの開きがあるのである。

おまけに、

少子高齢化のため、「投票数」で見るとさらに差は開く。



政治家は、自分に票を入れてくれる人のために働くものだ。

なぜなら、当選すれば先生先生と崇められ、落選すればただの無職だからだ。


投票に来ない若者より、

せっせと投票に来る高齢者を優遇するのは当たり前の話なのである。

だから、今の日本は高齢者優遇社会になっている。



これだけ国の財政が危機的な状況でも、

高齢者の年金や医療は手厚く保護されている。
(年金は多少は減らされてはいるが)

その分、現役世代の給料から差し引かれる年金保険料と健康保険料はどんどん上がり続けているのだ。


今の高齢者が20代、30代だった頃とは、比較にならないくらい高い。

もちろん、その頃には消費税もない。

消費税を最も多く払うことになるのは、今の若い人や未来の子どもなのである。



最も深刻なのは、未来の年金だろう。

今の政府は、こともあろうに、

我々が国に預けた年金資産を使い、

リスク資産である国内株式や外国株式を大量に買っているのである。


その割合は、すでに50%を超えているのだ。

これは世界でも例がない異常事態だ。

年金資産は、安全運用が鉄則だからである。



それでも、

安い時に買い、高い時に売る

という大原則のもとに運用しているならまだ救いようがある。


しかし、

そういった原則は無視され、政治的な意図をもって使われているのだから始末が悪い。



現在、日経平均株価は15,000円前後で推移しているが、

今の政府になってから買った国内株式の大半は、

それより高い金額で買われたものであることは間違いないのだ。


なぜなら、

年金による株式の運用比率の引き上げは、今より株価が高い時に決定されており、

今がその引き上げ決定後の株価の最安値付近だからだ。



当然、株価が下がれば年金資産は目減りし、政府は批判を浴びる。


だから、日本の政府は、

未来永劫、どんな手段を使っても株価を維持、

もしくは上げるようにし続けなければならなくなってしまったのである。



しかし、

日本は超少子高齢化社会が進行中だ。


今のままだと、

今後は10年ごとに、約1千万人ずつ人口が減ることが明らかになっている。

現役世代は減り、高齢者の割合はさらに増えるのである。



これで、どうやって日本経済が成長するというのか。


高齢者だけが減るのならまだしも、

税金を納める働く若者が減り、

医療や介護を受ける(税金を使う)高齢者が増える

という最悪の図式なのだ。



つまり、

長い目で見れば、株価が上がる要素はない。

そんなことは、海外の賢い投資家たちはわかっている。



それでも、一時的に株価が上がったのはなぜか?


一つは、日銀による大規模の金融緩和である。


金融緩和というのは、国債などの債権の利回りを下げて、相対的に株式の魅力を高める。

お金を市中に流して円安にすることで、輸出大企業の為替利益が増え、株価が上がる。



二つは、我々の年金資産による株買いである。


何十兆円というとてつもない規模の金額が株式市場に入ったのである。

しかも、日銀も年間何兆円という規模で株を買っている。


そして、

これらを当てにした海外投資家の資金が一時的に株式市場に流れたのである。



これらは、単なる需要の先食い政策である。

将来世代に莫大なツケを残し、今さえ良ければいいという高齢者優遇政策なのである。

犠牲になるのは、今の若者とその子ども達だ。

この先、恐ろしい副作用に襲われるのは間違いない。



日銀の金融緩和の規模はほぼ限界に達している。

年金資産による株買いもほぼ上限までやってしまっている。


そこまでやっておきながら、

GDPは0%近辺、実質賃金もマイナスのままである。

唯一の頼みだった株価さえも、今は下がっている。



アメリカの株式は史上最高値付近だが、

日本の株式は直近の高値から6,000円近く、割合にして約30%も安くなっている。



もはや、金融政策はほぼ限界。

日本経済も衰退することは明らか。



それでも、

日本は、株価維持のためにどんな手段でも使わざるをえないのである。

日本は、地獄のマネーゲームをやり続けるしかなくなってしまったのである。



もう、年金を大量に株に突っ込んでしまった以上、後戻りはできない。

売れば大暴落を引き起こすことは必死なので、売ることもできないだろう。


年金資産は株価下落でどんどん目減りするうえ、換金もできない。

換金ができなければ、年金を支給することもままならない。



今の20代、30代の人達は、そのことにどれだけ気づいているのだろう。

投票に行かないために、若者は政治家に無視され続けているのだ。


どの候補者に投票するかも重要だが、

それ以上に若者の投票率を上げることの方が重要なのである。



もう、サラリーマンだけで食っていける時代ではない。

年金が当てにできない以上、

今のうちに老後の資金も貯めておかなければならない。

手厚い医療制度もいずれ崩壊するだろう。



何か事が起こると、

安全資産の円買いなどと言われるが、

そのワンパターンの上っ面の言葉に騙されてはいけない。


日本円は、確実に危ない。

ハイパーインフレ、新円切り替え、預金封鎖など、どんな形にせよ、

価値が著しく目減りするだろう。



人に教わることは簡単だが、

やはり自分で金融の知識をつけ、自分の頭で臨機応変に考える力をつけなければ、

何かあった時にすぐに対応できない。



そういった金融(投資)の知識に加え、

自分のビジネスを持つことはもはや必須だ。


それに税金の知識が加われば、鬼に金棒だ。



なかなか記事の更新をしていなくて申し訳ないが、

できるだけ時間を作って、投資、ビジネス、税金について取り上げていきたい。


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posted by だていし at 15:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 生活と資産を守るには | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月20日

原油先物市場の今週の展望

今、金融市場が大いに揺れている。


イギリスのEU離脱問題、アメリカの利上げ時期をめぐる問題。

日本国内では、

日銀の追加緩和見送り、来月に控えた参院選をめぐる政府の動きなどだ。


当然、これらは原油先物市場(WTI)にも大きな影響を与えている。

一時、

ナイジェリアの武装勢力によるパイプラインへの攻撃や、

カナダの大規模森林火災による石油生産施設の稼動停止などによる供給悪化懸念などを受け、

原油先物は50ドルを軽々と突破した。


しかし、

その後、イギリスのEU離脱懸念が急速に浮上。

株安に加え、ポンド安を発端としたドル高が進行した。


このところの原油先物は、50ドルという大きな節目を突破し、

市場には達成感や割高感があったと思われる。


そこにきてイギリスのEU離脱問題が持ち上がり、

株安とドル高が進行したことで、原油先物は絶好の売り場となったわけだ。


果たして原油先物は6日連続の下落となり、46ドル割れとなった。



今週の展望だが、注意したいイベントは3つある。


一つ目は、

21日(火)の23時から予定されている、イエレンFRB議長の発言。

利上げに関する何らかの発言があるのは確実で、

その内容によって急激なドル高、ドル安要因となりうる。

ドル高が進めば原油安、ドル安が進めば原油高になりやすい。


二つ目は、

22(水)の23時30分に発表される、EIA週間在庫統計。

ここ2ヶ月くらいを見ると、

どんな結果であれ、大きく値を上げていることが圧倒的に多い。

ただ、それは原油相場が上昇トレンドを維持していたからに他ならない。


このたびの下落により、もし原油相場が下落トレンド入りしていたとするならば、

結果は違うものとなるだろう。


そして、三つ目。

これが最も重要となる。

言うまでもなく、イギリスのEU離脱の是非を問う国民投票だ。

23日(木)の日本時間15時に投票はスタートし、

24日(金)の6時に投票が締め切られる。

24日(金)の12時頃には大勢が判明する見通しとのこと。


重要なのは、出口調査が行われないということだ。

そのため、開票が進んで大勢が判明するまでは静かな動きとなる可能性が高く、

判明した途端、一気に値が動くことになるだろう。


今のところ、残留派、離脱派のどちらが優勢なのかは判断し難い。

つい先日までは、離脱派が優勢と見られていたが、

残留派の議員が殺害されたことで、流れが変わったとの見方もある。


いずれにせよ、

残留となれば、株高、ドル高の巻き戻し(ドル安)、原油高となる可能性が高く、

離脱となれば、株安、ドル高、原油安となる可能性が高い。



週前半は、様々な思惑が入り乱れ、全く予想のできない動きとなるだろう。

投票が延期になるとの噂もある。



ここで、

原油に直接関連した材料を整理してみよう。


昨日、国際エネルギー機関(IEA)が、

イランの今年5月の原油生産量が2011年6月以降では最速の増産ペースになっていることを明らかにした。

これが、月曜日の原油先物の下落要因となる可能性がある。


さらに、このところの原油先物相場の持ち直しにより、

アメリカのシェールオイルの生産も増え始めているとの話もある。

これも下落要因だ。


ただ、

依然として、ナイジェリアの武装勢力によるパイプラインへの攻撃が、

原油先物相場の下値を支える可能性もある。


さらに、

先週の金曜日は、イギリスのEU残留派が勢いを増すとの見方から、

ポンド売りの巻き戻し(ポンド買い)、ドル売りが大幅に進行した。

これを受け、原油先物も大幅に値を上げている。


この動きが月曜日も継続する可能性もある。


このように、

買い要因と売り要因が交錯しており、

原油先物相場はかなり予想が難しい状況だ。


ただ、個人的には、

下落の方向だと考えている。


もちろん、決め付けは絶対にご法度だ。

ストップロス(逆指値)の注文は欠かさず、

かつ慎重に取引をしていきたい。


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2016年05月25日

本日23:30原油在庫統計に注意

本日23:30のEIA(米エネルギー省)原油在庫統計は、

いつも以上に要注意だ。


というのも、

昨日に発表されたAPI(米石油協会)在庫統計で、

予想を大幅に上回る在庫減少だったからだ。


これは、

カナダ森林火災による生産停止、

ナイジェリアの武装グループによる石油施設破壊、

などが影響していることは間違いない。


予想よりも原油在庫が減少していた場合、

原油先物(WTI)が50ドルを上回るのはほぼ確実だろう。


ただ、これまで、

上記の要因をそれなりに織り込んでいると見られる。


在庫統計の結果にもよるが、

高値づかみだけには気をつけたい。

posted by だていし at 20:18| Comment(1) | TrackBack(0) | 原油先物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする